SEOトピックス
集患に成功する病院・診療所のWEB活用
コロナ禍における受診控え等の影響によって病院経営は厳しい状況が続き、医療施設数は若干減少しました。しかし、厚生労働省の発表では、令和3年10月1日現在の全国の医療施設総数は182,800施設、施設種類別では、病院:8,205件、一般診療所:104,292件、歯科診療所:67,899件と依然として医療施設数の飽和状態が続いている状態の為、今後も激しい競争が予想されます。
新しい生活スタイルの中で、様々な変化があったように、集患においてもコロナウイルス感染拡大は大きな転換のきっかけとなりました。人々は、これまで以上にネット上から情報を求めるようになり、WEBを効果的に活用していくことが必須となっています。
近年はスマートフォンの普及により老若男女問わず、たくさんの情報をタイムリーに取得できるようになり、病院を探すときにまずはインターネットで情報収集することが当たり前になりました。たとえ、高い医療技術や設備、そして患者さんとの長年の信頼関係があったとしても、それがホームページで紹介されていなければ、実際に来院したことのない患者さんへは届きません。医療技術、設備、信頼度では勝っているにも関わらずライバルクリニックに集患数で勝てないという場合は、病院の良さが病院を探している人たちに伝わっていない可能性があります。
最近は開業と同時にホームページを開設する病院や診療所が増え、弊社でも様々なホームページ制作や管理、SEOのご依頼をいただきますが、皆様、開業当初から病院の特徴や専門性などをアピールして積極的に集患に取り組んでいらっしゃいます。
どの業界でも同業他社との差別化が重要になりますが、医療業界でもそれは同様です。長年その地域で診療を続けてきた病院も、増え続けるライバルクリニックに対抗するために、病院の特化性を意識した広報活動が必要になっています。
病院・診療所のホームページの役割
弊社にホームページ制作でご相談にいらっしゃる病院や診療所の先生方から、下記のようなお声を多く頂戴しております。
「近くに新しい病院が増え、患者さんが離れる傾向が続いている」
「紹介でのご来院以外でも新患数を増やしたい」
「昔からチラシや看板広告を利用してきたが、最近効果が感じられない」
詳しくご状況を伺うと、皆様ホームページの重要性は理解されているにもかかわらず、WEB関連までは手が回らず「ホームページ自体は持っているものの長年更新せず作った当時のままにしている」「更新するとしても休診日等のお知らせだけ・・・」というケースが多く見られます。ホームページは情報発信の場であり、病院・診療所の顔となるもので常に新しい姿を見せていかないといけないとはわかっていても、つい更新しないまま、5年、10年と時が過ぎてしまったというケースがとても多いです。
最近は、最新情報を得るためにGoogleやYahooで検索することが当たり前になっていますので、ライバルクリニックのホームページよりもより情報を充実させ、病院の魅力をしっかりと発信していくことが必須です。
医療技術や設備が優れていても、ホームページ上でそれが見えていなければ、インターネット検索をしているユーザーには病院の本当の姿は伝わりません。また、古い情報を載せたままでは実際の病院イメージも古く感じられてしまう可能性があります。
チラシや看板広告で病院のことを知った方も、まずはホームページを見て、信頼できる病院かどうかを判断しますので、以前と比べて集患の状況が思わしくないように感じたら、ぜひ一度ホームページを見直してみて下さい。
ホームページの効果的な活用
積極的な集患への取り組みとしてホームページでどのようなことができるか、いくつかご紹介させていただきます。
病院の特徴を魅力的に紹介する
ホームページでは、病院の特徴、理念、そして治療方針も伝えられると、患者さんに安心していただけます。また、病院を改築・改装したとき、新しい医療機器を導入したときなどもホームページを見直すと、清潔感や技術の高さが伝わります。
最新の取り組みなどを適宜情報発信していくことも大切です。
患者さん目線でホームぺージを構成する
弊社で集患に特化したホームページを制作させていただく場合、患者さんが求める情報がすぐに目に留まるような構成や導線を考えるところから始めます。
安心して相談できるか、治療はどのように進むのかなど、患者さんが事前に知っておきたいと思われる情報を、適切にホームページで紹介しておくことが必要です。それは、診療科目や、患者さんの年齢層などによって異なりますので、ライバルサイトを調査するほか、先生やスタッフの皆さんから情報をいただくケースもあります。
SEO・MEOを効果的に活用する
SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」、MEO(Map Engine Optimization)とは「マップエンジン最適化」のことを言い、いずれもホームページを多くの方の目に留まるようにするためには重要な対策です。
病院を探すとき、多くの方が「受けたい診療内容」「病名」「悩み」「地域」などのキーワードでGoogleやYahooで検索します。SEOとMEOを適切に行うことで、GoogleやYahoo検索の上位表示が可能となります。
動画の活用
診療科目にもよりますが、SNSやYouTube等の動画活用が集患に効果的である場合があります。
例えば、ある整体院の先生はストレッチ動画をYouTubeで発信し、皮膚科の先生はお肌のお手入れ方法をインスタでライブ配信したりしています。
SNSやYouTubeを利用した定期的な情報発信が難しいとしても、病院の歴史、施設の様子、スタッフの皆さんが勉強会をしている様子など、病院の魅力が伝わる動画を作り、ホームページに掲載するだけでも集患に効果が期待できます。
SEO株式会社では、SEO、MEOに強いホームページ新規制作、既存のホームページの改善、定期更新のお手伝いをします。また、SNSや動画の活用もアドバイスいたします。
WEB関係の見直しをご検討される場合は、是非、一度弊社にご相談ください。ご相談は無料です。おおよそのお見積りもすぐにご用意しますので、無料見積フォームよりご希望内容をお知らせください。
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