SEOトピックス

自社のホームページやご自身のホームページをお持ちの方に質問です。作ってから何年経ちましたか？リニューアルはされていますか？

ホームページは作って終わりではなく、効果を確かめながら、変更や更新を行って育てていくものです。そして、古くなった時には全体的に作り直すリニューアルが必要になります。

今回はホームページリニューアルをする目安や必要性、その効果と注意点についてまとめました。そろそろホームページをリニューアルしたいとお考えの方、リニューアルが必要かどうかわからないという方のご参考になれば幸いです。

ホームページリニューアルの目安とは？

ホームページは、作成してから4〜5年でリニューアルをしたほうが良いとされています。なぜなら、5年前と比べて現在は通信速度が早くなり、大容量の情報をすぐに開けるようになっているからです。また、インターネットの技術やトレンドも変化しているため、古いホームページはユーザーのニーズに応えられなくなっている可能性があります。

ホームページをリニューアルすることで、以下のような効果が期待できます。

• デザインや機能を最新のものにすることで、ユーザーの満足度や信頼感を高めることができる
• ホームページの目的やターゲットに合わせて、コンテンツや構成を見直すことで、ユーザーのニーズに応えることができる
• ホームページの表示速度やSEO対策を改善することで、アクセス数やコンバージョン数を増やすことができる

ホームページをリニューアルする必要性

ホームページリニューアルを考えなければいけないのは、主に以下のような時です。

• ホームページのデザインや機能が古くなり、ユーザビリティやセキュリティが低下している場合
• ホームページの目的やターゲットが変わり、コンテンツや構成が適切でなくなった場合
• ホームページからの集客やコンバージョンが伸び悩んでいる場合

これらの場合は、ホームページをリニューアルすることで、ユーザーの満足度や信頼感を高めたり、ニーズに応えたり、アクセス数やコンバージョン数を増やしたりすることができると考えられます。

ホームページリニューアルの効果

ホームページリニューアルによる効果は多岐にわたります。

例えば、「デザインが古い」という問題を解決することができれば、CV獲得につながることがあります。ホームページのデザインが古くなると、ユーザーにとって見づらく、使いにくいと感じることがあります。そのため、ユーザーがホームページを離脱する可能性が高くなります。リニューアルによって、ユーザーが快適にホームページを利用できるようになれば、ユーザーの滞在時間が増え、その分CV獲得につながる可能性が高くなります。リニューアルによってホームページのデザインが改善されることで、企業のイメージアップにもつながります。

デザイン以外にも、CMSを使用してコンテンツ更新を簡単に行えるようにしておくことで更新頻度が高くなれば、SEOの効果が期待できます。また、導線を整理してユーザーにとってわかりやすいサイトにすることで、ユーザーが求めているページにスムーズにたどりつけ、離脱率が下がります。結果として、CVの増加が期待できます。

これらの効果を得るためには、自社が求める成果を明確にし、それに合わせたリニューアルを行うことが重要です。

ホームページをリニューアルする際のポイント

続いて、ホームページをリニューアルする際のポイントについて確認しましょう。

1. 現状の問題点を把握する

ホームページをリニューアルする前に、現状のホームページにどのような問題があるのかを把握することが重要です。問題点を明らかにすることで、リニューアルの目的や方向性が明確になります。

問題点を把握する方法としては、以下のようなものがあります。

– Google AnalyticsやSearch Consoleなどのツールを使って、ホームページのアクセス状況やユーザーの行動を分析する
– ユーザーにアンケートやインタビューを行って、ホームページに対する意見や要望を聞く
– 競合サイトや業界のトレンドを調査して、自社のホームページの強みや弱みを見つける

2. 「ゴール」を明確に定める

ホームページをリニューアルすることで、どのような効果を得たいのかを明確に定めることが大切です。ゴールを明確にすることで、リニューアルの計画や進捗管理がしやすくなります。

ゴールを定める際には、以下のようなポイントに注意しましょう。

– ゴールは具体的で測定可能なものにする
（例：月間の問い合わせ数を20％増やす）

– ゴールは現実的で達成可能なものにする
（例：一気に100％増やすというのは現実的ではない）

– ゴールは期限を設定する
（例：3ヶ月後に達成する）

3. 検索キーワードの順位下降に注意

ホームページをリニューアルすることで、検索キーワードの順位が下がってしまう可能性があります。順位が下がると、ホームページへのアクセスが減ってしまうことになります。

検索キーワードの順位下降を防ぐためには、以下のような対策が必要です。

– リニューアル前のページとリニューアル後のページの対応表を作成し、適切なリダイレクトを設定する
– リニューアル後のページにも、タイトルや見出し、メタデータなどのSEOに関係する要素を適切に設定する
– リニューアル後のページの表示速度やスマホ対応などのユーザビリティを向上させる
– リニューアル後のホームページの状況をGoogle AnalyticsやSearch Consoleなどのツールでモニタリングし、問題があれば改善する

4. 画像やコードなどの権利の所在を確認する

ホームページに使用する画像やコードなどの権利の所在を確認することも重要です。権利の所在が不明確だと、著作権や商標権などの侵害になる可能性があります。

権利の所在を確認する方法としては、以下のようなものがあります。

– ホームページを制作した会社や個人に確認する
– ホームページに使用する素材の提供元やライセンスに確認する
– ホームページに使用する素材を自社で作成する

ホームページリニューアルの注意点

ホームページリニューアルには、多くの注意点があります。これまで見てきた点と重なる部分もありますが、今一度見ておきましょう。

1. リニューアルの目的を明確にすることが重要です。自社が求める効果を明確にし、それに合わせたリニューアルを行うことが重要で、それができなければ成果を上げるリニューアルにならないでしょう。
2. リニューアルによって、SEO効果が期待できます。しかし、対策を怠ったり作業漏れがあると、リニューアル前よりも検索順位が下がってしまう可能性もあります。
3. リニューアル後の反響を確認できるようにしておくことが重要です。リニューアル後にユーザーからの反響を確認し、改善点を把握しましょう。また、ツールなどで効果を測ってみて、実際の成果に結びついたかどうかや、なぜ結びついていないのか、どこで離脱が起こっているかなどの分析も行いましょう。必要であれば改修や修正を行います。
4. リニューアルによって、ドメインやURLが変更される場合があります。その場合は、適切なリダイレクトを設定することが必要です。

以上の注意点を踏まえ、自社、またはご自身に合ったリニューアルを行いましょう。

ここまで、ホームページリニューアルの必要性やリニューアル時のポイントなどについて解説してきました。
ホームページリニューアルにはさまざまな効果が期待できますが、やみくもに目新しいデザインにすればよいというものではないということがお分かりいただけたことと思います。狙う効果やブランディング等の戦略に沿ったものにしていくことがなによりも重要となってきます。

当社ではホームページ制作とともにリニューアル案件についても承っております。どちらの場合もお客様から詳しくお話をお伺いし、ご希望を叶えるお手伝いをさせていただいております。制作やリニューアルが終わった後も、ホームページの管理やコンサルティングサービスもご用意しておりますので、継続してサポートをさせていただくことも可能です。
たくさんのホームページ制作・関連会社がありますが、当社ではお客様に寄り添った対応を大切にしております。WEBに関することでなにかお困りのことがございましたらぜひ一度ご相談ください。