SEOトピックス
2023年最新Webデザイントレンド
Webデザイントレンドは5年周期で変わると言われています。最近は、モバイルフレンドリーなデザインやWebアクセシビリティの向上など、Webサイト制作の際はユーザーへの考慮が必須ですが、それと同時に、魅力的で独自性の高いデザインが求められます。他サイトと差別化するためにも、常にデザインのトレンドとそれを表現する最新技術にアンテナを張り続けることが必要です。
今回の記事では、2023年のWebデザイントレンドを8つご紹介します。
ニューモーフィズム
アイコンなどの素材があたかも押せるように見える、デコボコしたデザインのことです。
単色または少ない色数で全体をまとめて、ドロップシャドウで陰影をつけデコボコ感を出します。凹凸によって要素を表現しているため、ミニマルデザイン(必要最小限の要素だけを残したシンプルなデザイン)との相性がとても良く、美しく洗練された印象のデザインに仕上げることができます。
アイソメトリックイラスト
アイソメトリックイラストは、等角投影法と呼ばれる製図法の一種で、立体物を俯瞰視点から見せるイラストのことです。
横幅、奥行き、高さの3方向でつくる角度がそれぞれ120度になるように描く図法で、斜め上から見たようなイメージで立体感を演出することができます。体感を表現するため、平面的なイラストよりもリアルな印象を与えることができるのが特徴です。
エモーショナルデザイン
デザインを通してユーザーの心を動かすデザインのことです。
WEBサイトを通してユーザーとのつながりをつくることが、エモーショナルデザインのすべてと言えます。ユーザーにポジティブな感情(幸福感、快適さ、喜びなど)を与えるために用いられるデザイン手法で、この手法を取り入れることでユーザーが感情的に結び付き、Webサイトに対する愛着が生まれ、長期的な利用につながります。
スクロールエフェクト
マウススクロールに合わせてアニメーションを盛り込み、動的な視差効果で強調したい部分にユーザーの視線を引き付け、同時に奥行きを演出することで作り込まれた印象を与えられます。
また、コンテンツが滑らかに変化するようにWebページの特定の要素やセクションが表示されるタイミングや方法を制御することで、魅力的な視覚効果を提供することができます。
データビジュアライゼーション
膨大で複雑なデータをグラフや図、マップ、チャートなどでわかりやすく表現するデザインのことです。
人間の脳は、文字情報よりもデータや図の情報の方がすばやく処理できます。ビッグデータの活用が進む現代において、データを視覚的に表現することで、データの傾向やパターンを瞬時に理解することができます。ビジネスシーンで用いられる手法ですが、Webデザインでも取り入れたい技術です。
ミニマルデザイン
無駄なものをできるだけ省いてシンプルにしたデザインのことです。
伝えたいメッセージを強く打ち出せることが、ミニマルデザインの大きな特徴です。ミニマルデザインは、不要なデザイン要素を削ぎ落としていく「フラットデザイン」の考え方とは異なります。ミニマルデザインには、重要なメッセージを伝えやすくする、Webサイトの魅力を最大限に伝える、ユーザビリティの向上などの効果が期待されます。
レイヤーエフェクト
複数の画像を重ねたレイヤーエフェクトを用いたデザインは、画面をスクロールすることで、重なっている画像がめくれるように変化するため、奥行きを感じさせる効果があります。
このデザイン手法は、Webサイトやアプリのデザインにおいて、奥行きを表現するためによく用いられます。また、重なっている画像がめくれるように変化することで、ユーザーがアクションを起こして楽しめるのがポイントです。
このデザイン手法は、Webサイトに多い縦の動きではなく、奥行きを感じさせるデザインが新鮮で、限られた画面のスペースを最大限有効活用することができます
インクルーシブデザイン
インクルーシブデザインは、多様な人々が利用しやすいデザインを目指す考え方で、「能力」「言語」「文化」「ジェンダー」「年齢」など、あらゆる多様性を考慮し、誰もが利用しやすい体験を提供することを目指します。
WEB制作でインクルーシブデザインを実現するためには、以下のポイントに気を付けることが重要です。
アクセシビリティの確保
視覚障害者や聴覚障害者、色覚異常の人々など、多様な人々が利用しやすいWebサイトを作成することが必要です。
例えば、音声読み上げ機能や代替テキストの提供、色のコントラストの調整などが挙げられます。
ユーザビリティの向上
ユーザビリティを向上させることで、誰もが利用しやすいWebサイトを作成することができます。
例えば、ページの読み込み速度の向上、ナビゲーションの改善、フォームの簡素化などが挙げられます。
多様性の尊重
能力、言語、文化、ジェンダー、年齢など、あらゆる多様性を考慮し、誰もが利用しやすい体験を提供することが重要です。
例えば、多言語対応や、文化的な配慮などが挙げられます。
デザインの工夫
デザインに工夫を凝らすことで、より多様な人々が利用しやすいWebサイトを作成することができます。
例えば、フォントの大きさや太さ、色の選定、レイアウトの工夫などが挙げられます。
テストの実施
実際に多様な人々にWebサイトを利用してもらい、フィードバックを収集することが重要です。
その結果をもとに、改善を加えることで、より多くの人々に利用されるWebサイトを作成することができます。
Webサイトのトレンドは常に変化しており、新しいデザインや機能が次々と登場していますが、トレンドを取り入れる際には、Webサイトの目的やターゲットユーザーの動向にも目を向けましょう。
SEO株式会社では、最新のWebデザインを考慮しつつ、SEO 技術も用いてコンバージョンに効果的なホームページを制作するだけでなく、お客様から伺ったご希望の先にある課題や問題も分析します。
もし、現在のWebからの集客に満足できていない場合は、是非、弊社へご相談下さい。
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