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進化を続ける「eラーニング」

2022.08.26 コンサルティング システム開発 社会・IT全般
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【eラーニングの特徴】

eラーニングとは、インターネットとパソコン・スマートフォン・タブレットを利用して行う個別学習形態を言います。

講師と受講者が同じ時間に同じ場所に集まる対面学習と異なり、受講者は自由な時間に、自分のレベルにあった速度で学ぶことができ、企業研修、学校の授業、資格取得等の独学、個人の趣味の学習など、様々な面でeラーニングが活用されています。

「いつでも」「どこでも」学ぶことができるeラーニングですが、インターネットが普及する以前の個別学習形態と言えば紙のテキストやCD-ROM を郵便で送る「通信教育」でした。

通信教育は「好きな時間に学ぶことができる」「わからないところは何度も繰り返し確認することができる」点で効率的な学習方法として広く利用され、eラーニングの礎となります。

しかし、通信教育は、教材の作成や提供にコストがかかり、さらに、提供済みの教材の内容修正やアップデートが困難でした。

また、受講者の学習進捗状況の把握にタイムラグが出てしまうというデメリットもありましたが、これらを解決したのがeラーニングでした。

全国的にネット環境の整備が進んだことで、多くの方がインターネットを気軽に利用できるようになり、eラーニングの活用範囲も広がっていきました。

 

【eラーニングのメリット】

eラーニングの主なメリットは以下の通りです。

  • 教室や研修室のような「施設費」にかけるコスト削減
  • コロナ禍のように教室や研修室に出向くことができない状況でも学ぶ場所を提供できる
  • 教材の内容修正やアップデートが容易
  • LIM(学習管理システム)の導入によって学習進捗状況や理解度の一元管理が可能
  • チャットやメールの活用によって受講者のフォローがしやすい
  • 対面授業とは異なり、講師ごとの授業の質の差が出にくい

eラーニングでは、教材がデジタル化されインターネットを通じていつでもどこでも受け取ることができます。

教材の内容修正やアップデートも一括で対応可能です。

学習進捗状況の把握にチャットが利用されるようになり、タイムラグもなくなりました。

この数年コロナ禍の影響で多くの企業や学校が対面学習を避けるようになり、講師と受講者が一同に会す必要のないeラーニングの導入が一気に加速しましたが、上記に記したようにコストや学習効果におけるメリットも大きいことから、eラーニングの利用が一時的なものではないと予想できます。

 

【進化していくオンライン学習】

最近は、eラーニングにメタバース(仮想現実)を活用する研究が進み、実際に実用化している企業も多数あります。

特に実技訓練に関してはVRを用いたロールプレイングが効果的として導入が進み、「機械操作のイメージトレーニング」「接客や商談、クレーム対応などの実技トレーニング」「事故や災害のような危険な状況下での対処レーニング」などで利用されています。

より実践に近い状況で訓練が必要な現場では、具体的なイメージトレーニングを繰り返し行うことができるVRを用いたeラーニングはこれからますます増えていくでしょう。

 

【eラーニングを効果的に活用する】

eラーニングでは、学習効率を上げることが一番の課題です。

そのために、下記のような、受講者側の使い勝手を考慮した対応も必要です。

  • パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも学習ができるようにする
  • 講師と生徒がスムーズにコミュニケーションが取れるようにチャットなどを利用する
  • 動画なども活用して、わかりやすく楽しい教材を用意する

近年、弊社でも、学習塾や各種お教室、専門学校や大学のような教育機関、また資格取得講座を提供される企業様などからも、eラーニングの導入に関するご相談が増えております。

コストや効率の面でのメリットを追求されるのはもちろんですが、同時に受講者が eラーニングの学習効果を実感できる仕組みづくりも希望されます。

学習内容ごとにeラーニングの効果的な取入れ方は異なりますし、受講者層によってはパソコン操作やインターネットに不慣れな方もいらっしゃる可能性があります。

そこで、弊社では導入のご提案にあたってしっかりとしたヒアリングと分析・調査を行い、それぞれのご希望とご状況にあわせたeラーニングの導入方法をご提案させていただいております。

eラーニングを取り入れてみたいが、具体的に何から始めたらよいかわからない方は、是非弊社にご相談ください。

新しい試みをカタチにするところからお手伝いさせていただきます。

お電話(03-5907-6635)または、無料相談フォームよりお問い合わせ下さい。

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