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売上が上がるECサイトの作り方【おすすめECプラットフォーム5選】
新型コロナウイルス感染症拡大の対策の影響による「巣ごもり需要」の拡大は、インターネットでの商品注文等の消費活動に影響を及ぼしました。
総務省の発表によると、インターネットショッピングを利用する世帯の割合は、2020年3月以降に急速に増加し、その後は二人以上の世帯の約半数以上が利用する状況が続いているそうです。
そして、このインターネット消費の拡大は一過性のものではなく、コロナ禍が収まった後も継続する可能性があると考えられるようになり、インターネット販売を新たなビジネスチャンスとして取り入れる動きが多数見られました。
ネット販売を始めるためには、Amazonや楽天のようなモール型のサイトに出品をする方法と、自社独自のECサイトを立ち上げる方法があります。
モール型は集客効果の大きさが最大のメリットと言えますが、モール自体のパワーが強く商品自体のブランディング効果はあまり期待ができません。
自社サイトはモール型ECサイトのような莫大な集客力はないものの、ブランディングがしやすく、さらにアクセス解析などを用いて効率的なマーケティングや販売戦略を行うことが可能で、リピート購入への働きかけがしやすい点がメリットです。
自社でECサイトを簡単に作る方法として、ショッピングカート会社が提供するECプラットフォームを用いたサイト構築があります。最近は気軽に簡単にネット販売を始めることが出来るECプラットフォームが多数提供されていますので、いくつかご紹介したいと思います。
おすすめECプラットフォーム
BASE
初期費用、月額費用が無料で利用できるBASEは、現在のショップ開設数は180万を超えます。無料で利用できるテンプレートもあり、ホームページの知識のない方もすぐに簡単に開設できます。
販売手数料は、3%。そのほか決済手数料に3.6%+40円がかかります。
2022年4月から月額費用5,980円というグロースプラン(販売手数料無し、決済手数料2.9%)が提供されるようになり、月商17万円以上のショップにおすすめです。
STORES
無料プランと有料プランがあり、手数料については、無料プランは5%、有料プランは3.6%です。無料プランは、売上が発生するまでは手数料がかからないのでネットショップを試しに開設してみよう・・・という方にお勧めです。
無料テンプレートが48種類もあるので、ショップのイメージに合ったものがきっと見つかるはずです。また、ネットショップ以外の機能として、ネット予約システムやPOSレジ機能など、実店舗での活用にも便利なECプラットフォームです。
カラーミーショップ
一つの商品につき50枚まで画像登録が可能で、フリーページも10,000ページまで作成することができます。売上アップには、ユーザーが求める情報をわかりやすく紹介する必要がありますので、自由度の高いカラーミーショップはコンテンツを増やしていきたい場合にはおすすめです。
Make Shop
Make Shopには「プレミアムプラン」と「エンタープライズプラン」という2つのプランがありますが、いずれも有料です。
・プレミアムプラン・・・初期費用11,000円、月額費用7,700円~11,000円
・エンタープライズプラン・・・初期費用110,000円、月額費用55,000円~
他のECサイトと初期費用や月額費用を比較すると割高感を感じるかもしれませんが、販売手数料が0円で、さらにクレジットカード決済手数料は業界最安値の3.14%なので、売上規模の大きなショップはMake Shopも検討するとよろしいでしょう。
また、ECサイト構築、HTML・CSS編集の知識のある人が利用できる「クリエイターモード」「オリジナルデザイン機能」があるため、ショップオリジナルのECサイトを持ちたい方にお勧めです。
Shopify
世界175か国で利用されているShopifyは、現在日本でもシェアを広げています。
デザインテンプレートは100種類以上あり、さらに細かいカスタマイズも可能で、オリジナリティ溢れる独自のデザインでサイト構築が可能です。
2022年9月から月額料金5米ドルから始めることができる「スタータープラン」が提供開始となり、シンプルな操作で誰でも簡単に運用ができるということで注目が集まっています。
また、世界展開しているプラットフォームということもあり、「多言語」「多通貨」「海外発送」に対応しているため、海外進出を視野に入れている方は是非一度検討してみて下さい。
これからのネット販売の動向
近年、インターネット内での商品販売競争は激化しています。
商品の内容、販売規模、ユーザー層によって、魅力の感じ方、使い勝手の捉え方は大きな違いがありますが、売上に強いECサイトを作るためには、事前にしっかりと調査と分析を行い、適切なプラットフォームを選び、魅力的に商品・サービスを紹介すること、ユーザーの目線に立って商品の選びやすさ購入までの導線を作ることがポイントです。
今回ご紹介したプラットフォームはいずれもテンプレートを元に簡単にサイト開設が可能です。しかし、「この商品を買いたい」「このサービスを受けてみたい」とユーザーの心を動かす集客力の高いECサイトにするにはそれなりの時間と労力がかかります。さらに、売り上げを伸ばしていくためには、SEOの知識や技術、そしてマーケティング力も必要です。
将来、売上規模の拡大も視野に入れている場合は、ご自身でサイト制作をする前に、一度、ホームページ制作の専門家にご相談することをお勧めします。
弊社では様々な業種のお客様から、ECサイト構築のご相談をいただき、多数制作をしております。
独自のシステム構築だけでなく、今回ご紹介したECプラットフォームの導入のお手伝いも致します。ご予算に合わせたご提案も可能ですので、是非お気軽にご相談下さい。
商品やサービスの種類やお客様の運営体制に合わせたECサイト構築をご提案させていただきます。
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