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LP(ランディングページ)の効果と活用方法

2022.10.27 技術・開発

この記事は約5分で読めます。

LPとは

LPとは、ランディングページ(Landing Page)のことです。Landingには「着地」という意味があるため、ランディングページは直訳すると「(訪問者が)初めに着地するページ」ということになります。

「ランディングページ」には「広義のランディングページ」と「狭義のランディングページ」が存在しますが、このうち「広義のランディングページ」とは検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことをいいます。

これに対して、「狭義のランディングページ」とは、特定の商品やサービスについて、概要や金額、申込方法など、必要な情報がまとめられている広告用のページを指します。載せる情報をあえて絞って、訪問者に「購入」「お問い合わせ」「資料請求」などの行動を起こしてもらいやすい構造にしています。1ページで完結する作りにすることでページ移動を防止し、いかにコンバージョンを達成させるかに特化したページです。一般的にランディングページというと、こちらの狭義のほうを指すことが多く、今回取り上げるのもこの狭義のランディングページについてです。

 

LPとWebサイト

このLPと混ざってしまいやすい言葉に「Webサイト」があります。「Webサイト」は主に情報提供を目的として作られています。複数のWebページで構成されており、ページごとに分類・整理された全体の情報を、網羅的に伝えることができます。企業でも学校でも、全体像を知ってもらいたいという場合は、Webサイトが有効です。訪問者自身が見たいページを探して見に行くような構造になっています。

このように、LPWebサイトは目的や役割が違うため、おのずと構造もデザインもそれぞれまったく異なったものになります。

また、LPは単体ではなくWebサイトもしくは広告配信と合わせて運用することで、効果が高まるものです。Webサイトや広告から訪れた訪問者に対して適切なLPが用意されていれば、そのまま購入や資料請求などの成果につなげることができます。

 

LPのメリット

LPの最大のメリットはお客様に必要な情報だけを分かりやすく伝えられることです。知りたい情報がすべて1ページにまとまっているので、スムーズに商品について理解することができます。アピールしたい商品やサービスを1点だけに絞り、リンクについてもコンバージョンに直結するものだけを設置するため、構造的にコンバージョンが起きやすい設計になっています。反対に、リンクが多かったり、無関係の情報を載せてしまうと、他のページに移動したり、離脱されてしまう可能性が高まりますので、LPとしての効果が発揮できなくなってしまいます。

また、商品やサービス、ターゲットごとに複数のLPを用意して運用していく場合も多くあり、こうすることでより訪問者にとってぴったりの内容のLPをそれぞれ表示できますので、さらにコンバージョン率は上がりやすくなります。

LPがあるかないかや、LPの出来、それから運用の仕方で、売上や問い合わせ件数が大きく変わってくるのです。

 

LP制作のポイント

LPの制作を始めるにあたって一番大事になってくるのが、ターゲットを明確にすることです。「誰に向けて、どんな悩みを解決するためのLPなのか?」をはっきりさせておきましょう。ターゲットが定まっていないと方向性がぶれたり、漠然とした内容になり、訪問者に刺さるLPになりにくくなります。

また、LPの目的であるコンバージョンを、どのように設定するかも非常に重要です。コンバージョンとしてよく設定されるのは、「資料請求」、「お問い合わせ」、「申し込み」などです。売りたい商品やサービスの形態、金額などによって、適したコンバージョンは変わってきます。例えば、高額な商品に対して「申し込み」というコンバージョンを設定すると、ハードルが高くなってしまい、結果として見込み客を逃してしまうこともあるのです。

また、訪問者の心理を想像し、情報を適切に整理・調整していくことが求められます。訴求ポイントを意識して、目を引くカラーや画像を使ったり、見出しを工夫しましょう。スクロールして見ていっても飽きないようなデザインにすることも大切になってきます。

上記の通り、LPは上から下方向へ読んでもらう形をとっているため、訪問者に見てもらいたい順番に情報を並べて表示できます。なにを、どういった順番で、どのように伝えるかは広告やセールスでは非常に重要で、コンバージョン率に直接響いてきます。

 

LP運用のテクニック

LPの運用では、「成果=CVR(コンバージョン率)×訪問数」という計算式が成立します。「コンバージョン率(CVR)」とは、訪問したユーザーがコンバージョンまで至った割合のことです。つまりLP運用で成果を上げるには、訪問数を増やすこととコンバージョン率を上げることの両方が必要なのです。

まず訪問数についてですが、LPはページ数が1ページしかないため、アクセス数を増やすにはWeb広告やWebサイトと合わせて運用していくことになります。

LPと合わせて利用されるWeb広告には、以下のようなものがあります。

・リスティング広告:検索エンジンにおいて特定のキーワードの検索結果の上に表示される広告。

・ディスプレイ広告:過去に自社サイトを訪問したことがあるユーザーなどに表示させる画像タイプの広告。

SNS広告:TwitterInstagramLINEなどに出稿する広告。SNSによってメインユーザーの特徴が違うため、自社のLPに合わせて選ぶ。

 

次にコンバージョン率についてです。LPはどんなに時間をかけて作り込んだものでも、公開して終わりというわけにはいきません。実際に、狙い通りのターゲットに閲覧されているのか、高いコンバージョン率を生んでいるのか、離脱が多いのはどこなのか等を確認し、改善していくことが大切になります。何度も改良を加えながら精度を上げて、コンバージョン率アップを目指していくこととなります。

 

LP活用のまとめ

LPは特定の商品・サービスについて、コンバージョン獲得に特化した営業用のページです。弊社ではLP制作に加え、広告配信サポートまで対応しておりますので、制作から運用まですべて丸ごとお任せいただけます。まずじっくりとヒアリングをさせていただき、お客様のご希望に沿う形で最適なご提案をいたします。

LPを制作したものの効果が得られていない、LP制作を検討しているがまだ手が付けられていない、LPについてもっと詳しく知りたい、という方は、ぜひお問い合わせください。

また、Webサイト全般に関するご相談等もお待ちしております。お気軽にご連絡ください。

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